Micro-NIKKOR-P Auto 55mm f=3.5

 

二つ目のレンズもまたオールドレンズです。

 

最近ではニコンの純正マクロレンズは40,60,105mmなどが有名ですが

これは相当昔のNikonのマクロ55mmのハーフマクロレンズです。

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Nikonオタクともいえる人は世の中にたくさんいるようで
このレンズ名で調べるとかなり詳しく書かれた記事がみられます。

このレンズは1970年発売のmicor nikkor 55mm f3.5の二代目のようですf:id:donbayajfjdiifk:20181003003825j:plain

上記の画像、レンズの内側に書かれている文字は

Nikon Micro-NIKKOR-P Auto 1:3.5 f=55mm」 の文字と六桁の製造番号です。

 

一代目は「Micro-NIKKOR Auto 1:3.5 f=55mm Nippon Kogaku Japan No.~」

三代目は「Nikon Micro-NIKKOR-P・C Auto 1:3.5 f=55mm ~」と書かれているそうです。

(※~は製造番号)

 

一代目と二代目の間でnippon kogakuがnikonになったと思うとちょっと感動しますね。

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面白いくらいにトルクがするすると回るのが、ずっと回していたくなるほど気持ちいレンズです。

 

無論、前玉が繰り出してくるレンズなので対象物にぶつからないよう使うときはそれなりの注意が要ります。

 

実はこのレンズ、

私が一番最初に買ったマクロレンズです。

 

なぜ最初からこんなオールドレンズなのかというと

マクロレンズは最終的にマニュアルで合わせることが多い

・非常に安かった。(7000円くらい)

・エクステンションチューブを付けることにより等倍撮影が可能になる

ということから、当時の金欠状態でどうしてもマクロレンズがほしかった僕には条件がそれなりによかったからです。

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僕は、このレンズを買ったときにフィルターをサービスしてもらったため

ニュートラルフィルターをいつもつけてあります。

(上記が作品例)

 

さらにこのレンズは後玉に数か所傷があるのですが、

あまり画像には影響せずきれいな描写が得られています。

 

特に秀でているかといわれると

設計が古い(レンズ繰り出し型)上に逆光にも弱いため

描写が現在のレンズと遜色がないレベルにみえるくらいのことしか言えませんが

 

それでもこの写りは初めて撮ったときは昔のレンズなのにここまできれいに撮るか!と驚いた思い出があります。

 

【番外】Ai対応と非対応

 

オールドレンズをデジタル一眼レフで使う際、

nikonのHPにある本体の説明にかかれたレンズしか使うことができません。

 

私はD7200を使っていますがAi非対応のレンズは使えないのです。

 

これらを間違えてボディにはめると取れなくなることすらあるそうなので

オールドレンズを使う際はぜひ店の方にきいてAiに対応なのか非対応なのか聞いてみてください。